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すると周りでクラス分けの貼り紙を見ていた男子たち… ううん。女子たちまでもが、そのキレイな女のコの挙動に釘付けになってる。 当の本人はそんな周囲の視線に気づいているのかいないのか… すぐに私の所に戻ってきて、 「矢島さん、Gクラスだったよ。」 ふふふっとかわいらしい笑顔。 「あっありがとう。」 お礼を言いながら、そのかわいらしい笑顔に照れる私… 「あのね、あたしも同じGクラスなんだ。桃井美稀(ももいみき)って言うの。ミキって呼んでね!」 「えっそうなんだ?よろしくね、ミキ…ちゃん」 これがミキとの出会いだった。
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