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青年は「お願いですから、話だけでも聞いて下さい」と村中で頭を下げて駆け回り、カルトス人と嫌々ムード全開のミラスト人をやっとのことで全員集めました。そして、こう言いました。
「何故みなさんは協力しようとしないのですか? 私にはその理由がわかりません。
私たちは同じように、神に祈りを捧げ、大地に感謝し、時には笑い、泣き、怒り、過ぎ行く日々を尊いものと思い生活してきました。
また、誰かが怪我や病気になれば村人全員がお見舞いに行ったりもしました。」
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