○  助け合いの国

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青年はさらに続けます。 「私たちは確かに違う人種かもしれません。しかし、本質は同じ人間、心は喜怒哀楽を持ち、他人を尊く思う。 そこには一体どんな差があるというのでしょうか? 私たちは今こそ立ち上がらなければいけないのです。協力すれば、互いの長所をさらに引き出し、短所は相手にはわからなくなるようにできるはずです。 私は明日から、カルトス人やミラスト人ということとは関係なく誰かがグワイヤ帝国と戦う時、私は何と言われようともその人と共に戦います。 賛同してくれる人がいれば、私と同じような行動をしてほしい」      
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