族車から🎶

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お互いがお互いを認識した時、私の中に入り込んだ彼女イメージ。そこからは何か嫌な、そして恐ろしいまでのマイナスな念の様なものを感じた。 何年も経った今でも彼女から来たイメージはあの時と変わる事を知らず、またあの恐怖は色あせる事を知らない。 彼女からきたイメージ。 それは、自分を見る事の出来る此方の者を力ずくでも彼方に引き摺りこみたい。と言う悪意に満ちたものだった様に感じた。
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