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『ハァハァハァ』
独りの少年は何かから逃げるように森の中を走っていた…
『ハァハァハァ』
しばらくすると前から光が差し込んできた…どうやら森を抜けるようだしかし少年は森を抜け直ぐに足を止める…
その先にはゆうに数百メートルはあろうかという崖があった…回りにはもう逃げ場はないあるのはさっきまで走っていた森に戻ることのみ…
『やっと見つけたぞ』
少年は後ろ見て言った
『俺もここで終わりか…』
『最後に聞く…なんで組織を裏切った!』
『フッ』
『俺はお前を信頼していたそれなのにお前は俺達を裏切ったんだぞ!』
『でもお前ら組織は俺の大切な人を二人も殺した…』
『お前も分かっていただろう!組織を裏切ったら死ぬことぐらい!』
『もう話すことはない…さっさと殺せ』
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