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ヌル
『そぅゲームだ
君は現実から
抜け落ちたんだよ』
男
『いってる意味が
わからなぃ』
ヌル
『わかるわからなぃは
大したもんではない
兎に角君は
チャンスを得た
ルールを説明しょぅ
君はゲーム会場
通称『prism』
のどこかにある
私の部屋を探しだし
私に会う.
そうすれば君を
この場からだし
新たな世界へ招待しよう』
男
『ちょっと待て
この鍵やこの紙はなんだ?』
ヌル
『質問かよかろう.
その鍵は
私の部屋にくるまでに
必要な鍵だ.
全部で30個
君の鍵は肩に
刻まれてる通り
『A』だ
『A』の扉なら
開けることができる』
男
『A...アルファベットの
数だけか...
いやまてよ...
アルファベットは26
だ』
ヌル
『それは普通の話だ
ここではここの普通がある』
男
『なんだそりゃ...
ん?
ちょっと待てよ...
俺のは『A』...
他にもいるのか? 』
ヌル
『勿論.
他にもチャンスを得た人間はいる
君はその銃や知識を用い
その他の人間の
チャンスを奪うんだ
それとその紙は
『記憶と名前の紙』
それは君の名前
『sav・・r』
それは新たな君だ
気をつけたまえ
その紙が燃えたりしたら
君は君を失う 』
男
『なんだそりゃ・・・』
ヌル
『逆に他の『紙』を
手に入れれば
君は新たな『記憶』
を手に入れれる・・・
AtoZ...私は君を
待っているぞ... 』
男
『.....』
カチャ
男は銃を構えた
ヌル
『なんのつもりだ...』
男
『俺はこの銃を
貴様だけに向ける
待ってろ.
後でその面に
風を通してやる...』
ドン
銃のハンマーの音がすると
あたりは明るくなる.
テレビは火花を
出しながら燃えている
奴の声はしない
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