3人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
会った事があるか考えたのだが、やはり会ったことなどないと確信した。
「何で、僕の名前を知ってるんですか?ここに来るのは初めてなのですが。」
「おいおい、冗談はよせよ。一年前お前はここに来て・・・・・・あれ、何をしたんだ・・・・。」
若い男は片手で頭を抑えて燐鶯を見たま何かを思い出そうとしていた。
「僕は、この町に僕が誰なのか手掛かりを見つけるために来たんですが。」
考えてるとちゅうにそう言った。
「あ、あぁそうなのか・・・・・。」思い出せなかったのかか、残念そうにそういった。
男のひとに事情を一通り話すと
「そうなのか、老師がそんな事を。だがこの近くに老師は珍しいな。」
男の名前は桜井 陽介と言うらしく今ではこの町の最後の住民らしい。
陽介には、リンゴの事、自分の事、老師の事について話した。
「この石がお前自身で、燐鶯に変化が有ると石も変化するのか、なんか信じがたいな。」
最初のコメントを投稿しよう!