サヨナラ貴女へ

2/2
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
あれから何年がたつのだろう 君はもうボクのことなんてわすれてるのかなぁ… 初めて遊んだ時を覚えているかい? 互いに緊張し合い ぎこちない会話をしながらだんだん慣れていったことを… ボクの側に君がいることが当たり前だと思っていたから いつか…いつの日か ボクの元へと戻ってくると信じていたんだ ともに笑い合い ともに愛し合い 喧嘩をした日々を僕は忘れはしないよ? 愛してる ボクはまだ君を好きでいる… 逢いたいよ でも逢えないよ… 時を戻したいよ でももう戻らないんだ やまない雨の中 貴女の後ろ姿を見ているだけ 傘もささずに その場に何時間居たのだろう 別れを告げて 去っていった貴女は 何故か 嬉しそうで 新たな道へ 元気よく走り出して行くようだね もう届かない この気持ち 抑え切れない この感情 約束しよう 「君を一生好きでいると」 信じていよう 「いつかまたボク(ここ)に戻って来ると」 Ah サヨナラ 大好きな貴女へ
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!