死別の空

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  上空に上がると、既に敵戦爆連合隊が目視できる距離まで近づいていた。    「いいか、工場地帯、その他施設へは近付けさせるな」   尾崎大尉から指示が飛ぶ。    そして、直ぐに編隊を組む。  基地からは次々と戦闘機が飛び立っている。    倉敷航空隊、稼働機の全機が飛び立った。  総勢六十機ほどだ。    対する敵は戦闘機F6F四十五、爆撃機Bー29六十三機の大編隊で攻めて来た。      「いいかお前たち、アレを使うのは爆撃機にだ。  敵戦闘機隊は他の奴に任せるぞ」   「了解」     そして、大規模な大空戦が開始された。        
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