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次第に照準器に敵機が大きく映ってくる。
俺は最後尾の一機に照準を合わせる。
距離が三百メートルほどになった所で機銃発射レバーを強く握る。
二十ミリ機銃二挺が火を吹く。
赤い曳光弾が走り、Bｰ29の主翼付け根に吸い込まれていく。
二十ミリ弾は翼に命中すると炸裂し、主翼からは火が出た。
更に二十ミリ弾を食らわせると次第に高度が下がっていき、海面に激突した。
「よし、一機撃墜確認」
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