第一章~魔法クラス~

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目覚まし時計が部屋に鳴り響いた。 時計の針は午前7時をさしていた。 まだ寝足りない感じの大樹は起床して洗面所にむかった。 水道から水を出し、顔を洗う。 「ふーっ」 さっぱりしたのか大樹は完璧に目が覚めた。 タオルで濡れた顔を拭いて、歯ブラシに歯磨き粉をつけて丁寧に歯を磨き始めた。 テレビのリモコンを手にとり電源をいれた。 ニュースをなにげなくつけるとちょうど天気予報のコーナーが始まった。 「今日は一日中晴れか」 天気を確認すると再び洗面所に行きうがいをする。 長袖のYシャツを着てズボンをはく、赤いネクタイをしてブレザーをはおった。時間割は昨夜そろえた。 これで準備はできた。 大樹は部屋に鍵をかけ、食堂へむかった。
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