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「俺の首を見てよ?」
よく見ると男は、鉄の塊のような首輪をはめられ鎖で壁に固定されていた。
それに私は目を疑った、まるでこの気味の悪い部屋から出さない用にガッチリと固定されている奇妙な風景に…
「私は…私は!?」
自分の首に手を当てようするが手が首まで届かない。
「なんで…なんで!なんで!なんで!」
両手にガッチリと手錠がつけられていた。手錠から伸びる鎖が物々しく壁に食い込んでる。
私は必死にもがいたが外れる気配がない。
「嫌だよ…こんな…なんで…」
「ちょっと落ち着こうよ。ね。」
男の声が私の心の発作を抑えた。
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