act.02 Garage

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ミツルは困った顔をして、   「ったくアイツときたら、肝心なときにいないんだから・・・まぁいいや、ガレージに入れちゃってくれる?」   未來は笑顔で   「は~い」   そういうと、インプを頭からガレージに入れた。   腕を組んでオレは   「相変わらず未來のインプはスゲェなぁ~」   「そうでしょ、そうでしょ~ スバルのWRCチームに頼み込んで使い古しのラリーカーのエアロ譲ってもらったやつなんだから~☆」   そう言いながら未來はスゴク嬉しそうにオレに自慢してくる。それにしてもすごい奴だ、あんな代物、誰が頼んだところでもらえっこないのに、どんだけ頼んだのだろう・・・   それともコネか?・・・   「隼佑もエボのエアロ変えたの?」   どうやら、未來も気づいたらしい 「あぁ、あれは多分C-WESTのエアロだな。特注のフルカーボン。」   「と、特注~?そんなことできるの~?」   驚きを隠せないようだ。   「できるから付いてるんだけどね」   「未來、話中悪いんだけどさ、インプいつまでに仕上げればいいの?」   話を割り込むようにミツルは聞いた。   「明々後日くらいでお願いできる?」
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