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ミツルは困った顔をして、
「ったくアイツときたら、肝心なときにいないんだから・・・まぁいいや、ガレージに入れちゃってくれる?」
未來は笑顔で
「は~い」
そういうと、インプを頭からガレージに入れた。
腕を組んでオレは
「相変わらず未來のインプはスゲェなぁ~」
「そうでしょ、そうでしょ~ スバルのWRCチームに頼み込んで使い古しのラリーカーのエアロ譲ってもらったやつなんだから~☆」
そう言いながら未來はスゴク嬉しそうにオレに自慢してくる。それにしてもすごい奴だ、あんな代物、誰が頼んだところでもらえっこないのに、どんだけ頼んだのだろう・・・
それともコネか?・・・
「隼佑もエボのエアロ変えたの?」
どうやら、未來も気づいたらしい
「あぁ、あれは多分C-WESTのエアロだな。特注のフルカーボン。」
「と、特注~?そんなことできるの~?」
驚きを隠せないようだ。
「できるから付いてるんだけどね」
「未來、話中悪いんだけどさ、インプいつまでに仕上げればいいの?」
話を割り込むようにミツルは聞いた。
「明々後日くらいでお願いできる?」
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