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気が付くと寝ていた悠哉は、眠い目を擦りながら起き上がった。
朝日が眩しい。
新たな1日の幕開けである。
いつものように、階段を下りて、リビングのドアを開ける。
「おはよう(ρ_-)o」
「おはよ。いつもにも増して眠そうね。」
彼女は悠哉の姉の渡辺智子(22)
理由が有って今は二人暮らしをしていて、家事はほとんど智子がこなしている。と言っても親がいないわけではなく、母親は現在入院中で、父親は離婚してからどこかへ行ってしまった。
だから、こう言う家庭になったのも仕方が無かった。
最初、自分はいつも泣いてばかりだったのは悠哉もよく覚えている。
家族の存在ってやっぱり大きい。
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