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「なに、これ……」
いきなりどうしたのだろうか。
ふと、体に違和感があった。
まさか……。
おそるおそる、腕を目の前に持ってくる。予感はあたった。
私の手が、ない。
「……っ! い、いやあぁぁ!」
私の手がない私の手がない私の手がない私の手がない私の手がない私の手がない私の手がない私の手がない私の手がない私の手がない
しばらくパニックに陥っていた私が冷静な思考を取り戻すのには、少し長い時間を費やした。
良い具合に冷静になってきた私は、まずは解決策を考えようという結論に落ち着いた。
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