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ふわふわゆれて、雲のベットに身を委ねふわふわの雲にキスをする夢を見ている間。 私の体は紀ちゃんによってベッドまで運ばれていたらしい。 ソファーで手放した意識が戻ったとき、私は一人ベットの中にいたから。 リビングにも、紀ちゃんの姿はなくて。 携帯電話もおきっぱなしで。 いつも用意してくれている朝ご飯も無かった。 こんなことは初めてで。 なんだかとても不安になった。
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