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「あれ、里奈さん」 紀ちゃんから頼まれた買い物を終えて、店から出ると、まさに今店に入ろうとしていたユウキ君と遭遇した。 「ユウキ君!」 「偶然ですね」 にっこり笑ったユウキ君の顔は本当に綺麗。 格好いいとか可愛いとか、そんな言葉じゃ形容できない美しさだとおもう。 「もし、時間があるならお茶でもしませんか?」 ユウキ君の誘いに、私は迷わず頷いた。
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