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大晦日は定休日で、紀ちゃんと二人、静かに新年を迎えた。 去年はお店で年越しパーティーをやったらしく、今年も計画はしていたものの、人が集まらないとかで、結局うやむやになってしまった。 私にとっては紀ちゃんと2人きりで過ごす正月の方が楽しかった。 ああでもないこうでもないと、口喧嘩しながら何とかおせちを作って、久しぶりに年越しそばを食べながら紅白を見るという定番な年越し。 幸せだった。 宮原さんの事務所の仕事が始まるまでの3日間。 ずっと紀ちゃんと手をつないで寝た。
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