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話したのは自分だというのに、改めてつっこまれると恥ずかしい話だ。 宮原さんとは付き合っていないと話したところ、じゃあ付き合ってる人はとかどんな人だとか、ズバズバ聞いてくる碧ちゃんにつられて思わず純ちゃんにも話していなかったような話までしてしまった。 「うん…そこは気長にまつよ」 碧ちゃんの言うとおりかもしれない。 気長に気長にと言いながら、紀ちゃんに抱かれない不安。 こころはつながっていると信じながら それだけじゃ、やっぱり不安になるのかもしれない。 紀ちゃんが私を抱かないのは、この不安がもっともっと深くて大きいからなんだろう。 碧ちゃんに、愚痴に付き合ってくれてありがとうねと笑いかけたのと同時に携帯がなった。
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