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目の前が、真っ暗になりそうだ。 改築の話しなんて一言も言ってなかった。 2人きりで過ごしたお正月。 あのときはもう決まってた? 必死に紀ちゃんの言動の記憶をたどってみるけれど、改築をにおわせるようなものは見つからない。 どうして。 どうして内緒になんか…。 不安が、本物になってしまう。
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