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思えば、男の人にちゃん付けで呼ばれるなんていつ以来だろう。 何だかくすぐったくて照れくさい。 また、お店でと彼は言った。 きっと、来てくれるんだ。 そう思ったら、何だか店に行くのが楽しみな気もしてくる。 久しぶり過ぎて、すっかり忘れていた。 こういう気持ち、何だったっけ。 純ちゃんと別れてから、出勤までの時間をつぶすために、近くのデパートに立ち寄った。
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