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「そう休み。休みの日に2度もあうなんて、運命を感じちゃいますね」
冗談めかして言った宮原さんの言葉に笑っていると、宮原さんが急に真面目な顔して立ち止まった。
「冗談じゃなくて、今夜食事でも」
私は少し考えて、首を振る。
「ごめんなさい、お店があるから…」
「そうか…そうだよね、じゃあ今夜店にいこうかな」
あっさり引き下がった宮原さんをちょっとだけ残念に思いながら、宮原さんが店に来てるれるのは嬉しかった。
「はい、それなら是非」
「ところで、俺なんかと1日3回も会って平気?」
私は笑って頷いた。
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