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脳梗塞、心臓を患った義母は、脳と心臓の検査をし、医師から大丈夫と判断のもと手術の日が決まりました。
《7月31日》
義母が入院して10日後の事です。
この10日間、義母からしょっちゅう電話がきました。
「〇〇を持ってきてと息子に言って」
そんな電話ばかりでした。
私も仕事してるのに…
主人に直接電話してくれた方が早いので、直接電話してもらうようにしました。
病院に行けば
「売店で〇〇買ってきて」
顔見て5分も経たないうちに
「帰っていいよ」
まるで小間使いみたい…
だんだんイライラするようになってきました。
今思えば、義母は手術を控えてて不安だったんだろうな…って気が付きました。
その時は仕事の忙しさ、病院、家事、子供たち、義弟…全てがのしかかってて心にゆとりを持つ事が出来ませんでした。
手術までの10日間は絶食状態。
唯一食べていいものは氷砂糖のみ…
周りは食事が出るのに辛かっただろうな…
胃は何ともないからお腹はすいたよね…
「食べたいなぁ」と言ってたのを思い出します。
氷砂糖を舐めながら10日間は過ぎました。
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