初夏

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紫陽花が綺麗に咲き始めた6月の終わり 私の経営する美容室に電話がかかってきました。      「もしもし、私!下血したから病院に行ってきた」     義母からでした。      下血?      その時は痔じゃないか…位にしか思いませんでした。      家に帰り、詳しく話を聞きました。      「トイレが真っ赤になって、びっくりしたから病院行ってきた。大腸検査しなきゃいけないって。」     「綺麗な血だった?黒っぽいような汚い血だった?」     「う~ん…綺麗だった」    「じゃあ、痔かもしれないよ。検査してもらえばわかるよ♪」     「そうだねぇ…息子には言わないで。心配してケガすると困るから」     「言わないよ(笑)あんまり気にしない方がいいよ」     その時はこんな会話をしていました。
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