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「お前が作りゃいいだろうが。ほら、昨日だって作っていたし」
こいつにしか食えないような味だったがな。
「だって、祐介君の作ったやつの方が断然おいしいから」
そいつは嬉しいが、比較対象が間違っている。
「だめだ、俺はもう寝る。起きているのも大変なほど疲れているんだからな」
「わかったよ……」
ミルはそう言うと、静かに部屋を出て行った。
……もしかしたら、あれは演技じゃなかったのかもしれない。それなら、悪いことしたかもしれないな。
まあとにかく、これでやっと寝られるよ……。
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