プロローグ

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「ホント暇だなぁ、なんかないかな」 そう思いながら家の中を歩いているとあることを思い出した 「そういえば昔、家の中に秘密の部屋って作ってたな」 景一は小さい頃に広い家の中に自分だけの秘密の部屋を作ってそこに自分の大切な物を隠したりして遊んでいた 「あそこまだ残っているかな?」 別そこまで気になっていたわけではないが景一はかなり暇だったので暇潰しにそこに行ってみることにした 「確か西側の廊下の右にあるドアを開けて二階の物置に通じる階段の下にあるタンスの横に入り口があったはず」 自分の古い記憶を頼りにしてなんとか景一はその場所まで辿り着いた 「あっ、あった」 そこには普通なら気づきそうにないドアが一つあった
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