はじまりはじまり

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「由貴、お客様は?」 赤い髪の由貴と呼ばれた少女は正座をして目の前にいる紫の髪の青年を見上げた。 「…サンドバッ」 【ク】といい終わる前に、由貴の膝スレスレの場所に弾丸が打ち込まれた。 「すいません、よく聴こえませんでした。もう一度言ってもらえますか?」 うっすらと煙をあげる銃を片手ににっこりと微笑む青年に由貴はとっさに姿勢を正した。 「お客様は神様です!」 「よろしい。」
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