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†
知らない横顔を
私はあの日
知りました
見つめるだけの背中に
ツンツンと指で
ちょっかいをしてみた
いつもすれ違うだけで
胸が音をたたてるように
激しく揺れる
いつのまにか私は
あなたに
夢を抱いていました
またねって言う度に
あなたはわたしに
笑顔をくれました
あなたを失いたくないと
初めて親以外の誰かを
求めました
あなたに出会って初めて
本当の恋を
わたしは知りました...
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