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部屋に入ると、メンバーが勢揃いしていて、乾杯の用意をしている所だった。 「久しぶりだな、煉」 あの頃と変わらない呼び方に何だかホッとした。 夏も秋も大人っぽくなった以外はなんら変わりないようだ。 「久しぶり、元気そうだなあ」 「まあな、・・・煉、顔色悪いぞ?」 夏が気遣うような眼差しで、俺の肩に触れた。 表に出してないつもりだったのに。 微妙な変化で見抜かれている。
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