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ム○クの叫びをやりそうになっただろ!!
全く・・・・。夏と秋の頬をつねりたいだけつねり、憂さ晴らしをした俺は、すっかり紅い髪の男の事を忘れていた。
「いたたっ。煉、優しくしてくれないと」
「おまえら、きもいんだよ!!」
「此処は男子高なんだから、それ位のハプニングはあるよ」
そう言う夏に秋はにやりとほくそ笑んだ。
「俺のバージン、煉にならあげてもいいよ!!」
秋が両手を広げて、俺に向かってきた。
「うわっ、冗談っ!!」
っていうか、君達どう考えても襲われないから安心して!!!
しまった!!後ろ壁だし!!
熱い抱擁から、どう逃げるか構えながら考えていた時だった。
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