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「ひょろそうなのに、よけるなんて凄いじゃん、あんた」 ボディピアスだらけで、目付きがやたら悪く、燃えるように紅い髪をした男の拳を掴んでいた。 「・・・・」 校長と同じように俺も固まりかけ、そして。  ビュン!!と風を切り繰り出された蹴を、空いていた腕で払い落とした。 
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