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その人知を超えた業も、しだいに科学という、人間が自身のものだと思い込んでいる業によって原理が解明されてきたが、それはあくまで人が神々のお力をお借りするための方法を学んだということに過ぎないと言うことを忘れてはならない
そもそも神の力という存在なんて古人が、自分達のわからないことに形を与えたものに過ぎないという考えを持つ者もいる
それはある意味で正しいが、愚かな見解であると言える
そういった見解を行うものは、人間がこの地球において他の何よりも絶大な力をもった存在だと過信している可能性がある
だからこそ、地球という星を人間が住みやすいように住みやすいようにとするあまり、他のことが視野になく
自然破壊、地球温暖化、大気汚染といった問題を引き起こした
人間はそこまで先の手がよめるほど、完全な生き物ではないのである
結果、自分で自分の首を締めるような事態になってから、やっと首に紐がかかっていることにきづいたのである
八百万の神の信仰は自然崇拝である
日頃から、物一つ一つに神が宿るという思想を持ち、物を大切にして、自然を大切にしていればこういったじたいにはいたらなかっただろう
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