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ではなんだと聞かれたとき、私はニートであるのかも知れない
無職だから
何かを目標に努力を続けているわけでもない
フリーターでもない
確かに怠惰は罪だ、と認識している人は多くいるだろう
しかし、私は生きている
毎日朝日を浴びるために体中の細胞を総動員している
今日食べるために日夜かけまわっている
果たしてこれは怠惰だろうか?
社会という枠の中で、生きることさえに疑問を持ち、生きるという努力さえしなくなり、安易な方安易な方へと自分を導く
最後には、おのが命を終らせようとする者のほうがよっぽど怠惰ではないか
よって生きている限り我々は怠惰という単語が当てはまることはない
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