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さて、社会批判を並べただけで、私についての情報があまりにも少ないので、私は、貴方がたにとって忌むべき私の姿をみせる義務があるだろう 私は貴方がたを批判したのだから、貴方がたには私を批判する権利がある 江戸時代のえた、ひにんに代表されるように人は他人を貶めてはじめて自分という存在に価値をみいだせるのだから かくいう私も人間だから、貴方がたを鼻でわらわせてもらう どうぞご自由にしてもらって構わない 貴方がたが、自分の目(所詮客観の目さ)で私という人間を天秤にかけられるように、ただ事実だけを陳列しよう 貴方がたは天秤が大好きだろう? 数字によって人間が評価される世の中に生きているのだから どうぞおのおのろ紙で私をろ過してくださいませ 紙の上に何が残ろうとも私の感知するところではありません
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