はじまりはいつも伊藤

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伊藤くんは完全に毛に支配されていた… 教室の端でウジウジしながら駄々っ子になっていた… 「先生!伊藤くんがピカピカになっています…(鶴)」 「完全に毛に支配されている…(理)」 「先生!どうすれば、いいんですか?もう、ピカピカでピンポンでロックンロールですよ!(熱)」 「いや、まだ、鼻毛が残っている…鼻毛を抜くんだ!すべてはそこにかかっている!(神)」 「…(フリーズ)」 「なにをしている…早くしないと…ピカピカになったらおしまいだぞ!(超)」 「先生!伊藤くんはいま完全体になっています…作戦はないんですか!(泣)」 「君が気を引け!私がやる!(毛)」 「分かりました、…(毛)」 伊藤くんに話かけるしかない…もう恐怖を植え付けるしかない! いざ、勝負!
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