1:もう君の声は聞こえない

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「あ、そうだ」 真紀は屋上の出口まで はしっていった。 「ねえ、行ってみようよ」 振り返ってあたしの顔を見るとそう言った。 「え?」 「電話ボックスほんとに繋がるのかどうか確かめようよ」
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