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今100年前に人類同士の大規模な戦争があった。 戦争中に使用された核兵器により地球は死の星となり人類は宇宙へと逃げて行った。 そして人類は宇宙で第二の故郷となる人口プラントを造り、不自由無くくらしていた。 ――いつからだろ… こんなに宇宙が近くに感じたのは… 宇宙には沢山の星が… 星座… 誰が決めたんだ? 「あの星も手を伸ばしたら届きそうだ…」 そう空に手を伸ばしている俺は 佐久間 アキト 容姿は、生れつきの青い髪を胸までのロングストレートに誰が見ても女性と見間違える程の綺麗な顔立ち。 故に俺は周りからこう呼ばれる… 「アキト嬢♪おはよう」 後ろから聞き覚えのある高く澄んだ声。 幼なじみの三嶋 花梨だ。 小さい時から一緒で今行ってる学園も一緒、まぁ腐れ縁みたいなもんだ。 「てめぇ~今なんつった!」 そう、俺は顔立ち、髪型の事もあり周りからアキト嬢と呼ばれる。 「だってぇ、アキトって凄い綺麗じゃん♪女の私からみても嫉妬しちゃうぐらい」 よくいうよ… お前このプラントのミスコンで何回、優勝してんだよ。 彼女はプラントで行われるミスコンで何度も優勝出来るほどの美人である。 とブツブツと呟いていると、花梨はいきなり大きな声で、 「遅刻するぅ」 と慌ただしく学園に走って行った。 俺も追い掛けるように走る。
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