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夜、食事の仕度。由布は、母のお手伝いをしている。
作っている食事。由布は、
(あの方は、おいしいと言って下さるのかしら?)
ドキドキ。
(きゃあ、また、考えてしまうわ。ダメ。)
父と兄は食べている。由布は待っている。
父と兄が食べ終わり、由布は食事に口をつける。
由布は、思い浮かべている。
(はぁ…。)
兄は、由布の異変に気付く。
由布は、少し残す。
「ごめんなさい…。」
「由布?」
母は心配する。
「食欲がありません…。」
「大丈夫なの?」
「はい…。」
兄は、由布を見ている。
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