第二章の前に、第一章のあらすじ、登場人物

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恵介 由布に惚れられた、12歳上の武士。 普段は城下町の橋にて、町の平和を守る硬派な男。 由布にアピールされるが、12の年の差、それは、踏み込んではいけない事。優しく突き放す。 ある日、様子のおかしい由布を保護するが帰す。すると由布は橋から身を投げる。 由布を助けた恵介は、由布が風邪ひかないように着替えさせるが、女性の裸は見た事がないので戸惑うが、勇気を出して由布を裸にさせると、傷だらけの由布。血の痕。帰したのは間違いなのか?と思い始める。 しかし、16の少女を帰さなければいけない。 恵介の家を知り、度々訪れ、家事をこなす由布をいつしか許す。 それをおもしろく思わない由布の兄に、決闘を申し込まれる。兄から告げられた言葉は、兄が由布を無理矢理抱いた事。由布が身を投げた理由を知る。恵介は、由布の為に戦う。 由布の祈りで、勝ち、二人きりになり、少し近づく。 由布の傷を言えば、由布は傷付く。ごめん、由布、気付いてあげれなかった。由布は、助けを求めていた。恵介は、由布の傷を知った事を、由布には言わない。 近づく二人。しかし、12の年の差は許されない事だと、姫を誘拐して脅す計画をもちかけられ、逆らうことができない。 ある日、ひょんな事から姫が由布だと気付いた恵介。恵介は、由布を守る為に、由布を連れて行く。 由布とはぐれ、心配する恵介。身を滅ぼしてしまい、捕まる。それでも恵介は由布の身を案じる。 保護監察処分の出た恵介。それには条件が。それは、由布との結婚。由布への愛情に気付いていた恵介は、由布に愛の言葉を言う。 そんな恵介の過去はいろいろ抱えていて…。
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