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王妃
由布を産んだ実の母。娘を想う。体は弱いけれど、肝は座っている。女の子は安全の為、預けないといけないという因果を、辛いものの、受け止めた。一生会えないというわけではない。大人になって、美しくなった娘を早く見たい。
息子、皇子をある程度鍛えさせる。厳しくも優しい母親。皇子はそんな母親を知ってているので、素晴らしい息子に育っている。皇子に好きな女性がいるのだろう。勘づいている。それは母親の勘。優しく見守っている。
娘の動向を聞いて、娘が素直に育ったことは、紗代と真宏のおかげだと思っている。
息子が娘を大切に想う。それは母親として嬉しい。
娘の結婚。娘が好きで、大切に思い合えるのなら、認める。
王との関係。人の前では月菜と呼ばれるが、二人では、月ちゃんと呼ばれ、仲はいい。
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