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脱衣所、先に入る恵介はドキドキしていた。
ドキドキドキドキ…。
(どうすればいいのだ…?流れに任せる…しかないのだろうか。あぁ、どうしよう…。あの時は、由布が風邪をひいてはいけなかったから、それに任せてできた…。由布に触れるなんて…。)
風呂場に入る。
由布は脱衣所にいる。恵介は壊れそう。
裸の由布が入ってくる。
「よろしいですか?」
由布が言うと、恵介は、
「おいで。」
と言う。由布はゆっくりと入る。
ドキドキ…ドキドキ。
恵介は由布を抱き寄せる。
「恵介さんの心の音。」
「どうしたらいいのかわからない。けれど、由布を安心させてあげたい。」
「恵介さん。」
恵介は由布の胸を触ってみる。由布は感じる。
「あ…。」
恵介は由布の声に興奮する。
赤ちゃんのように優しくしゃぶりつく。
由布は甘い声を出していく。恵介はおかしくなっているのを気付いているが、止められない。
「はぁ…はぁ…。」
「由布、愛しています。」
「ああっ!!」
由布は恵介の肩に腕を回し、恵介に身を任せる。恵介はもう、普通な理性を保っていなかった。
気付いた恵介、
「由布、大丈夫か?」
言うと、由布は穏やかに微笑んで、
「恵介さん、大丈夫です。へへ。」
由布の笑顔はどこか大人びていた。
二人は抱き合って眠る。
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