ひかりを

脱サラ

その八木先生は指導会がある度に会社から数百万を受け取っているそうだ…「けっ💢たかが指導をしただけでそんなにもらうのか。」怒りが込み上げてくる。社員が毎日夜中までかかって改善した箇所をあーでもない。こーでもない。」と判断し下の者に直させる。「まったく言うは誰でもできるが実行するのは難しい事がわからないのか。」と反論したくなる。そのとき彰の手に痛みが走った手のひらから出血が止まらなかった。どうやら切断機の鋭角な部分に当たり怪我をしてしまった様だ。「俺はこの会社が嫌いになり仕事にも集中できない。」…辞めるしかないと覚悟を決める彰であった。