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「た、確かにそんな題名の本だけど、うちが買ったんじゃなく後輩に借りただけで、別にうちの趣味とかじゃなくて、あの…その…。」
彼女は、顔を少し赤らめながら弁解を始めた。
「まぁ別に誰の本かとかは、いんですよ。貴女が最近その本を読んだか?そして読んだ日から変な夢みたりしてないか?そこが重要なんです。えっともしこの2つに該当してたら今日夜八時に麻倉神社の御神木前に来てください。お忙しい時に急にすみません。私は、もう1人の同士の方にもお伝えしなきゃなりませんので失礼します。」
そういうと彼女は、礼儀正しくお辞儀をしてその場を去って行った。
「夜八時に麻倉神社の御神木前?少し怪しいけど夢の意味を彼女は知ってる風だったし行くしかないのかねぇ?」
歩は、誰にでもなく呟いた…。
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