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「ええ加減に目ぇ覚まさんかー!!!」
バキャッ!!
「うぶぁ!!」
固く固く握られた拳が大和の顔面を襲う
その一撃は大和を現実の世界に引き戻すには申し分ない、勢いのある右拳だった。
その威力がゆえ、大和の意識は更に遠い遠い場所に飛ばされることになった
薄れゆく意識の中
大和が思ったことは一つだった。
(こんな始まりかたで……本当に良かった……のか……?)
かくして、大和の新しい学園生活は始まったのであった。
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