プロローグ

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「やまとセンパイ……私と……付き合ってください」 一人の少女が目の前の少年にむけて言葉を放つ 河野大和(こうのやまと)私立の魔法学園に通う16歳の新高校2年生 只今、彼は人生の一大イベント【異性からの告白】を受けている真っ最中である。しかも相手は年下で、一言でまとめるなら美少女である。 大和は今まで16年間生きてきたが、告白されること事態は人生初である。 「……返事を…聞かせてください…」 少女は顔を真っ赤にしながら、大和に応えを求めてくる。 大和は困っていた。 なんせ人生初の経験である。対応の仕方がわからない。 大和がどうしたものかと、考えこんでいると…… 「河野君!」 大和の背後から、声がした。女性の声である。 大和が振り替えると同時に彼女は大和に向かってこう告げた 「もし良かったら……私と付き合ってください!」 彼女も顔を真っ赤にしながら、叫んだ。 それにしても、彼女も美少女である。 (おいおい、なんだこの異様なシチュエーションは?俺ってこんなに人気なのか?) とあまりにも突然すぎるサプライズの嵐にそんな事を考えていると 「大和……」 こんどは、大和の左のほうから声が聞こえてきた しかし、今度ばかりは今までとは一味違っていた
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