episode.1 [条件]

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「そうだよ。最近は変質者も多いしな。」 ちょっとニヤニヤしてしまった。 だってねぇー。 「凶也君・・・私の事心配してくれてるんだ?」 「そうだよ!」なんて言われたら萌え死にでき・・・ 「当たり前だろ。」 る人と握手出来る! まだこの若さで死にたくないよー。 ノーカウント、ノーカウント! さて、本題に戻って考えてみると・・・ スゴい照れる なんかスゴいなぁ。 ここまで気持ちをストレートに表現できる人。 ただ不器用なだけかも知れないけど。 大体、「一生愛する」なんてほとんどプロポーズじゃん! さらっと言うならまだしも、あんな真剣な顔で言われたら・・・ヤバいよ 「どうした?顔赤いぞ?」 凶也君が目の前にいた。 凶也君と言うより凶也君の顔が目の前に・・・ 「な、何でもないよ!」 「そうか?・・・・・・ちょっと動かないで・・・」 「・・・え?」 凶也君の手が私の前髪を上に上げ私の額に自分の額を当てて来た。 「ちょ、ちょっと!」 「うん、大丈夫だな?」 そう言い彼は額を離していく。 スッゴいドキドキした! あんな近くに・・・ 「そろそろ暗くなってきたし、帰ろうか?」 もう少し間を頂戴よー!
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