序章

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僕はカバンを肩から降ろして一度伸びをした。 窓へ行きカーテンと窓を開ける。 風と共に入ってくる甘い香り。 敷地内には桜の木がある。 木自体は離れているけど枝は手が届きそうな距離まで伸びている。 『....行くか。』 俺は菓子折りを手にドアを開けて再び階段を降りた。
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