アレンジマン

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この小説を読んで下さっている方は既にお気付きかとは思うが、僕は初モノには滅法強い。 ビギナーズラックと言う名の魔物に魅入られているのかも知れない… しかし、この時は“ビギナーズラック”とはいかなかった。 ストレートで3万突っ込んで、一度も当たりを引くことが出来なかった。 アレンジマンでは全然珍しいことではない。 その頃には負けに対する耐性もついていたので、別なヘコむこともなかった。 ただ玉持ちの悪さには驚かされた。 その当時の僕は、ボーダーだの何だのということは全く考えずに打っていたので、1Kで何回まわっただとかは数えていなかったのだが、とにかく驚く程のスピードで玉がなくなっていったことだけは覚えいる。
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