#3⃣

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そして…アタシは目が覚めた。 「んっ…」 アタシの手に違和感があり、手の方を見ると、勇介がアタシの手を握っていた。 そっと起きると、ポトッとおでこから落ちた。 濡らした…タオル…。 「ん…あ…い…?」 「勇介…」 「熱…下がったか?」 「うん…ありがとね…ずっと傍にいてくれて…」 「あっあぁ…俺薬持ってくるな…」 そう言って勇介はアタシの部屋を出た。
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