228人が本棚に入れています
本棚に追加
そして…アタシは目が覚めた。
「んっ…」
アタシの手に違和感があり、手の方を見ると、勇介がアタシの手を握っていた。
そっと起きると、ポトッとおでこから落ちた。
濡らした…タオル…。
「ん…あ…い…?」
「勇介…」
「熱…下がったか?」
「うん…ありがとね…ずっと傍にいてくれて…」
「あっあぁ…俺薬持ってくるな…」
そう言って勇介はアタシの部屋を出た。
最初のコメントを投稿しよう!