プロローグ

4/5
前へ
/100ページ
次へ
月日は流れ、アタシが小学4年生で勇介クンは小学5年の時…悲劇は起きた。 ある日、アタシ達は普通に下校をしていた。 でも…自分達の家が近付くにつれ、周りがあわただしくなっていた。 すると近所のおばちゃんが涙を流しながらアタシの場所にきた。 「おばちゃん!どうしたの!?何があったの!?」 「愛チャン…よく聞きなさい…愛チャンのママね…パパに殺されたの…」 アタシは…おばちゃんの言っている事が理解出来なかった。 「おばちゃん…冗談言わないでよッ…だって…パパとママは凄く仲良いんだよ?そんなッパパがママを殺すなんて…ッ」 アタシが何を言っても、おばちゃんは黙ってしまう…。 「何か言ってよ…ッ…ねぇ…おばちゃん…!」 「可哀想だけど…本当なんだよ…」 おばちゃんが涙を流しながら言った。 「やだッやだよ…ママッ…ウゥ…ッ」 アタシはその場に泣き崩れた。
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

228人が本棚に入れています
本棚に追加